ローマのジェメッリ病院を10日に退院された教皇ヨハネ・パウロ2世は、同日午後7時半ごろバチカン入りされた。
教皇は退院前、病院の関係者にお礼の言葉を述べ、感謝の気持ちを記した手紙を渡された。そして、人々の温かい拍手に見送られ車でバチカンへ戻られた。
教皇の今後の公務予定は現段階では未定だが、ナヴァロ・ヴァロス広報局長は、教皇の意向はとりあえずこれまでに延期されたスケジュールを取り戻していかれることと述べた。