ジュッサーニ師死去
コムニオーネ・エ・リベラツィオーネ創始者
(2005.2.22)

 

 カトリック運動団体の一つである「コムニオーネ・エ・リベラツィオーネ」の創始者、ルイジ・ジュッサーニ師が、22日、静養先のミラノで亡くなった。享年82歳。

 ジュッサーニ師は、1922年、ミラノの近くデシオに生まれた。司祭叙階後、神学校でで教鞭をとっていた同師は、一般の青少年のキリスト教的精神育成を目指し、1954年、ミラノの一高校で宗教を教え始めた。これをきっかけに形成された「青年学生会」を基礎としてカトリック運動を展開、1969年からこの運動団体はコムニオーネ・エ・リベラツィオーネと呼ばれるようになり、1982年に教皇庁より認可を受けた。

 同団体は、キリストの現存が人間の本質的要求に対する唯一の答え、人間の真の解放の基礎であることを告げることを目的とし、文化交流、公教要理教育、司祭の育成、貧しい国々への援助など、これまで幅広い活動を行ってきた。会員はあらゆる職業、年齢層に属し、現在日本をふくむ約70カ国に支部を持つ。

 ジュッサーニ師は同団体の指導者、福音精神に基づいた文化・教育の推進者として活躍すると同時に、研究熱心な神学者として多くの著作を遺した。昨年、同団体は創始から50周年を記念し、教皇ヨハネ・パウロ2世は、ジュッサーニ師にお祝いのメッセージをおくられていた。

 ジュッサーニ師の葬儀は、24日午後、ミラノの大聖堂において、教皇の名のもとラッツィンガー枢機卿によってとり行われる。

 

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