教皇、手術翌日の経過順調、食欲も
(2005.2.25)

 

 気管切開手術から一夜明けた25日、教皇ヨハネ・パウロ2世の術後の順調な経過が発表された。

 バチカンのナヴァロ・ヴァロス広報局長によれば、教皇は昨晩はゆっくりとお休みになり、朝食にはヨーグルトとコーヒー牛乳、そして小さなビスケット10枚を食欲をもって召し上がった。

 手術後の体調は安定しており、補助装置の力を借りずに呼吸でき、循環器系の機能も良好という。

 ただし、教皇は喉の機能の回復を待つ間、数日間は話さないように医師から指示を受けている。

 同広報局長によれば、手術直後、教皇は筆談で、「(医師たちは)私に一体何をしたのか」といつものユーモアをもって書かれ、続けて「私のすべてはあなたのもの」と神の母聖マリアへの完全な信頼を表すご自分のモットーを書き示された。


 

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