教皇、発声機能も日々向上
聖週間に合わせ退院の可能性も
(2005.3.7)

 

 教皇ヨハネ・パウロ2世の入院から12日目を迎えた7日、バチカンの広報局を通し教皇の健康状態についての近況が発表された。

 発表によれば、教皇の一般的体調は日増しに回復しており、気管切開手術後の合併症は見られない。

 毎日のリハビリ訓練のために、発声機能も向上し続けているが、喉のさらなる回復を待つため、声を出しすぎないように医師団から指示されている。

 教皇の健康をめぐる次回の公式発表は、10日(木)に行われる。

 バチカンのナヴァロ・ヴァロス局長は、教皇がいつ退院されるかとの質問に答え、それは医師団が決定することとしながらも、聖週間(復活祭(3/27)前の一週間)にはバチカン入りできるかもしれないとの見解を述べた。

 

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