聖週間と復活祭:
バチカンでの宗教行事
(2005.3.8)

 

 復活祭の教皇典礼管理室より、8日、今年の聖週間と復活祭におけるバチカンでの行事予定が発表された。

 キリストの死からの復活を記念し祝う復活祭と、それに先立つ一週間「聖週間」は、教会の典礼暦年の中で頂点をなすもの。復活祭は移動祭日で、今年は3月27日に祝われる。

 主の受難を記念する聖週間は、キリストのエルサレム入城を記念する「受難の主日(枝の主日)」から始まる。キリストを迎えた群集が棕櫚やオリーブの枝を道に敷いたことを思い起こし、ミサの前に枝の祝別と枝を掲げての宗教行列が行われる。これら受難の主日の典礼は、3月20日(日)午前、バチカンの聖ペトロ広場でカミッロ・ルイーニ枢機卿によってとり行われる。

 「聖木曜日」24日(木)午前中には、聖ペトロ大聖堂でジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿によって、司祭団と共に「聖香油のミサ」が捧げられる。この中では聖油の祝別が行われると共に、司祭らは司祭職への自覚と使命を新たにする。

 「聖なる過ぎ越しの3日間」に入る聖木曜日の午後には、聖体の制定を記念する「最後の晩餐」のミサが、アルフォンソ・ロペス・トルヒッリョ枢機卿によって捧げられ、この中ではキリストが自ら弟子の足を洗ったことを思い起こす「洗足式」も行われる。

 聖金曜日25日(金)の夕方、キリストの十字架上での死を記念する「主の受難の祭儀」が、大聖堂でジェームス・フランシス・スタッフォード枢機卿によってとり行われ、ことばの典礼、十字架の崇敬、聖体拝領が行われる。

 さらに同日夜は、ローマ市内のコロッセオで「十字架の道行き」が行なわれる。

 聖土曜日26日(土)には、夜8時から大聖堂で「復活の徹夜祭」がヨセフ・ラッツィンガー枢機卿の司式で祝われ、ローソクの祝福と光の行列による光の祭儀、そしてことばの祭儀、洗礼式、聖体の典礼が行われる。

 復活祭当日の27日(日)午前、聖ペトロ広場で「復活の主日」のミサがアンジェロ・ソダノ枢機卿によってとり行われる。

 そして、同日正午には、ローマと世界のすべての人々に向け、教皇ヨハネ・パウロ2世が祝福をおくられる。


 

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