教皇、マイクを通して信徒に挨拶
午後退院へ
(2005.3.13)

 

 教皇ヨハネ・パウロ2世は、13日、日曜正午のアンジェラスの祈りの集いにマイクを通して信者に挨拶をおくられた。さらに同日午後には教皇の退院が発表された。

 先月24日の気管切開手術の後、教皇は毎日積極的に発声の機能回復訓練を行われてきた。今月11日にはタンザニア司教団の代表らとのミサの模様がバチカンのテレビセンターによって録画され、ミサ中に祈り、ミサ後に枢機卿、司教らと会話する教皇の姿が紹介されたが、手術後、公の前でTV中継を通して話すのは、この日が始めてとなった。

 教皇は、バチカンの聖ペトロ広場でレオナルド・サンドリ大司教によって代行された集いにTV中継をご覧になりながら共に参加された。

 同大司教によって代読されたメッセージでは、特にマスメディアの分野で働く人々に感謝を表され、様々なメディアを通した新しい福音宣教の重要性に触れられた。

 そして、バチカンでの集いの終了直後、病院の窓辺にお元気な姿を見せられた教皇は、マイクを通して「皆さんの訪問に感謝します」とイタリア語と、ポーランド語でお礼を述べられたほか、「よい日曜日を」と挨拶された。

 この日曜日もローマ市内のジェメッリ病院の建物の下には、人々が鈴なりとなって教皇の祝福を待っていたが、数日ぶりに聞く教皇の声に皆大きな安堵と喜びを見せていた。

 午後、バチカンのナヴァロ・ヴァロス広報局長は、教皇が医師団の了解のもと、同日夕方に退院のはこびとなった旨を発表した。

 →アンジェラスの祈り・教皇のメッセージ

 

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