教皇ヨハネ・パウロ2世は、11日、定期訪問のためバチカンを訪れているタンザニア司教団の代表らとお会いになった。
入院15日目のこの朝、教皇はタンザニアのポリカルプ・ペンゴ枢機卿と同国司教協議会会長セベリン・ニウェムジズィ司教を迎えられ、病室の隣の礼拝堂で共にミサを捧げられた。
司教らに託したメッセージの中で教皇は、社会の基礎である結婚の大切さを説かれると共に、貧困やエイズ問題に対する国と教会の協力、イスラム教をはじめとする諸宗教との対話推進を呼びかけられた。