「現代世界憲章」から40年
(2005.3.17)

 

 第2バチカン公会議の公文書の一つ、「現代世界憲章」の発布から40年を迎え、16日、バチカンで記念会議が開かれた。

 「現代世界憲章(ガウディウム・エト・スペス)」は、1962年から始まった第2バチカン公会議が最終段階を迎えた1965年に発布された。同憲章は、現代の世界と対話し、平和、正義、いのち、人権などのため世界と人類に奉仕する教会の姿勢について指針を与えるもの。

 教皇庁正義と平和評議会(議長:レナート・ラファエレ・マルティーノ枢機卿)主催のこの会議では、「正義へのアピール:発布40周年、現代世界憲章の遺産」をテーマに、3日間に渡り、同憲章の神学的・歴史的位置付け、政治・経済から見た正義、社会における家庭などの観点からの再考が行われる。

 教皇ヨハネ・パウロ2世は同会議開催に向けておくられたメッセージで、科学や技術の発達の傍ら民族間の連帯や人間的な社会関係など正義の問題が放置されている今日の現状を指摘。真の平和は正義と愛からもたらされると述べ、同憲章の精神を現代に深め、生かしていくよう、励ましを記された。

 

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