教皇ヨハネ・パウロ2世は、1日夕方には血圧降下、呼吸不全が見られ、心臓・腎臓機能も低下、重篤な状態が続いている。
バチカン広報局の発表によれば、教皇は容態がしだいに悪化する中にも、付き添いの人々の祈りに積極的に心を合わせるご様子だという。
この夜、聖ペトロ広場に駆けつけた数万人の信者たちは、ろうそくを掲げ、教皇のために祈り、バチカンと結び付きの深いイタリア、教皇の祖国ポーランドをはじめ、世界各国の教会でも、ミサやロザリオの祈りが捧げられている。