教皇の遺体大聖堂に
一般の弔問始まる
(2005.4.4)

 

 教皇ヨハネ・パウロ2世の遺体は4日夕、聖ペトロ大聖堂に移され、一般市民の弔問が始まった。

 バチカン宮殿のクレメンスの間に安置されていた遺体を移送する儀式は、カメルレンゴ(教皇空位期間における様々な手続きの執行責任者)のエドゥアルド・マルティネス・ソマロ枢機卿の祈りによって始まり、12人の「セディアーリ」(かつては教皇の椅子を担ぐ人々を指したが、現在はこの習慣はない)が教皇の遺体をのせた台をゆっくりと担ぎ上げた。

 厳かに聖歌や連祷が響く中、大勢の枢機卿たちを先頭に、カメルレンゴとスイス衛兵、聖ペトロ大聖堂の聴罪司祭らに付き添われた教皇の遺体が続き、その後ろには教皇秘書のジビッシュ大司教やポーランド人修道女や医師たち、そして教皇官邸管理室の責任者ハーヴェイ大司教ら、行列の最後は国務長官ソダノ枢機卿と枢機卿会の長ラッツィンガー枢機卿が務めた。

 行列は宮殿の美しいロッジァや広間を練り歩き、やがて教皇の遺体は10万人以上の信者で埋まった聖ペトロ広場に到着、人々の拍手と涙で迎えられた。

 この後、教皇の遺体は大聖堂の中央祭壇前に安置され、マルティネス・ソマロ枢機卿によってことばの祭儀がとり行われた。


 

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