教皇典礼管理室儀典長:
コンクラーベの新規則を説明
(2005.4.5)

 

 教皇典礼管理室儀典長のピエロ・マリーニ大司教は、5日、このたび行われる教皇選挙(コンクラーベ)の規則の新しい点などを説明した。

 今回の教皇選挙は、教皇ヨハネ・パウロ2世が1996年に発布した、教皇空位期間と新教皇選出の手続きを記した使徒憲章「ウニベルシ・ドミニチ・グレジス」を基本として行われる。

 この憲章が定めるところによれば、コンクラーベ参加者は宿泊先のサンタ・マルタ舎や選挙場のシスティーナ礼拝堂、また各種の典礼に関係する場所など、バチカンの城壁内を自由に移動できる。ただし外部との接触は絶対に許されない。伝統通りすべての枢機卿は選挙に関する秘密をすべて厳守する誓いを立てる。

 教皇選挙は機密性に重きを置くため、「コンクラーベ(鍵と共に)」の名の通り、かつて参加者の自由な移動は厳しく制限されていたが、バチカン市国の領域全体をコンクラーベ会場とみなし、その中を自由に動けるのは今回が初めて。

 また儀典長は、教皇が選出されたか否かを人々に知らせるための伝統的方法として用いられるシスティーナ礼拝堂のストーブの煙の色、すなわち選出(白)未選出(黒)の他に、選出の際は祝いの鐘を鳴らすと述べた。これは、灰色の煙が出るなど、煙の色による判断が難しいことが過去にあったことによると思われる。

 

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