「礼拝とは神の存在を認識すること」
教皇、日曜正午の祈りで
(2005.8.7)

 

 教皇ベネディクト16世は、7日、カステルガンドルフォで日曜正午のアンジェラスの祈りの集いを持たれた。

 ローマ周辺ではこのところ猛暑も一段落し、比較的過ごしやすい日が続いたが、小高い丘の上にあるカステルガンドルフォも、この日は朝から涼しい一日となった。夏休みを利用して訪れた大勢の信者は、祈りの会場となった教皇離宮の中庭はもとより、町の広場をもいっぱいにした。

 祈りの前の説教で、教皇は開催まであとわずかとなったケルンでの世界青年の日大会(ワールドユースデー)について触れられ、星を追ってベツレヘムまでやって来た東方三博士の言葉で、今大会のテーマとなっている、「わたしたちはイエスを拝みに来たのです」(マタイ2、2)に触れ、「礼拝」とはどういう行為であるのかを考察された。

 教皇は、礼拝とは昔の行為で、現代には意味のないものなのだろうかと疑問を投げかけた上で、そうではなく、信者が「わたしの神よ、あなたを賛美します」と朝晩祈ること自体が、礼拝、すなわち創造主であり万物の主である神の存在を認識する行為なのであると説かれた。

 聖人たちはキリストの贖い主としての愛を賜物として受け入れることで、その「真の礼拝者」となり、生涯を通じて惜しみなくキリストを愛し抜いた人々であると述べられた教皇は、ケルンでの青年大会を通して、若者たちがキリストの聖性、愛の頂点を知ることができるようにと祈られた。


 

 

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