教皇、WYDケルン大会期間の
特別免償規定を発布
(2005.8.8)

 

 教皇ベネディクト16世は、第20回世界青年の日(ワールドユースデー)ケルン大会の開催期間を対象とした特別免償規定を発布された。

 この規定は、今月16日から21日まで開催される世界青年の日大会を機会に、ある一定条件を満たした者に免償を与えるもの。免償とは、すでに赦された罪に伴う、有限の罰の免除で、有限の罰のすべてを免除する全免償と、一部を免除する部分免償とがある。

 教皇庁内赦院発行の規定文書は8月2日付で、「ポルツィウンクラの聖なる記念に」とあり、また文書本文の前書きには、教皇が「多くの司牧者の願いを受け入れ、」この特別免償を定められたと記されている。

 規定によれば、「通常の条件(ゆるしの秘跡、聖体拝領、教皇の意向のための祈り)のもとで、あらゆる罪から離れようとする心を持ち、ケルンでの第20回世界青年の日大会開催期間中の何らかの儀式、そしてその荘厳な閉会式に注意深く、敬虔に参加する者に全免償が与えられる」。

 また、「他の信者は、前述の大会の期間中どこにいようとも、罪を悔い改める心で、若いキリスト者たちが信仰を強め、両親への愛と尊敬を保ち、福音と母なる教会の聖なる掟に従い新しい家族、またはすでにある家族を形成できるよう、あるいは神が一人ひとりに示された召命に従い自分の人生を形成していくことができるように、熱心に祈ることで部分免償が与えられる」。

 この免償規定は今機会にのみ有効。

 神学者のジョルジュ・コティエ枢機卿はバチカン放送のインタビューに、この特別免償について、「教皇は聖年などごく特別な機会に免償を与える。今回の特別免償は世界青年の日の重要さと、この日が若者のためだけでなく、教会のすべての信者のためにあることを強調している」とコメントした。

 

 

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