バグダッド北部のイスラム教シーア派モスクの周辺で、テロ情報をめぐるパニックにより9百人以上の巡礼者が押しつぶされたり、水に飛び込んだりして死亡した惨事に、教皇ベネディクト16世は深い悲しみのメッセージを送られた。
イラクの教皇大使宛てのメッセージの中で、教皇は犠牲者を悼み、「唯一の神を信じるすべての人が、あらゆる形の暴力をとがめ、苦しむイラクの地に調和を取り戻すために一致することができるように」と祈られた。