教皇ベネディクト16世は、10月にバチカンで行われる第11回通常シノドス(世界代表司教会議)への参加メンバーを指名された。
この指名は、すでに同シノドスに参加が決まっている諸機関や各国のメンバーに加え、教皇自身が何人かを招聘するもの。
今回教皇が指名した36人のメンバーには、中国の司教4人が含まれている。そのうち西安と上海の司教は中国政府の公認を得ており、鳳翔(フォンシアン)の司教も最近公認を得たとされる。残る1人、チチハルの司教は公認を得ていない司教。
教皇は、シノドスに司教らを招くことで、中国に対する前向きで友好的な対話の姿勢を表明された。
また、教皇は台湾の枢機卿と香港の司教も同時に招聘されている。
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