教皇庁開発援助促進評議会議長ポール・ジョセフ・コルデス大司教は、ハリケーンの深刻な被害を受けた米国のニューオーリンズ地方の視察に10日出発した。
教皇ベネディクト16世は、今月4日の日曜正午の祈りの集いで、ハリケーン被災地の人々への連帯を表明する中で、コルデス師を現地に派遣する旨を発表されていた。
コルデス大司教は10日、バトンルージュを訪問、同地の司教やアメリカのカリタスの責任者らと会う。
11日午前、バトンルージュ司教座聖堂でのミサの中では、ハリケーンの犠牲者と2001年9月11日の米国同時多発テロの犠牲者のために祈りが捧げられる。同日午後、使節団はルイジアナ州の知事や教会関係者と会見、その後バトンルージュに避難している人々、救援活動にあたる人々らの話しを聞く。
使節は12日、地元行政関係者との出会いに続き、ミシシッピ州のビロクシーを訪問。
13日にはワシントンで政府関係者と会い、14日にバチカンに戻る予定。
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