教皇ベネディクト16世は、7日バチカンで、水曜恒例の一般謁見を行われた。
9月に入ってからローマでは、毎日変わりやすい天候が続いているが、この日の朝は幸い穏やかな空模様となり、聖ペトロ広場で行われた謁見には2万人が参加した。
謁見中の教皇によるカテケーシス(教会の教えの解説)では、夕べの祈りをテーマに、聖パウロのコロサイの信徒への手紙1章から取られた讃歌が考察された。
教皇はこの讃歌で歌われる、「見えない神」の目に見える「姿」としてのキリストに注目され、私たちは絶えず自分たちの姿を神の御子の姿に従わせていかなければならないと説かれた。
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