教皇ベネディクト16世は、初めてのTVインタビューとして、ポーランドの国営放送のインタビューに応えられた。
このインタビューは、同国国営放送の宗教番組課のカトリック番組責任者であるイエズス会士、アンドレア・マジェウスキ神父によるもので、20日夕、カステルガンドルフォの教皇離宮内で収録された。
マジェウスキ神父によれば、インタビューは15分にわたる長いもので、言語はイタリア語。教皇はすべてを原稿なしで話された。
内容は故教皇ヨハネ・パウロ2世の思い出、特に故教皇との友情を中心にしているという。
教皇はまたこの中で、来年のポーランドを訪問したいとの希望も述べられたという。
このインタビューの短いダイジェスト版は、同放送局により21日に予告編として放送されたが、全編は、教皇ヨハネ・パウロ2世の登位記念日で、ポーランドで「教皇の日」とされている10月16日に放送されることになっている。
ちなみに教皇ベネディクト16世は、ラジオのインタビューとして、今年8月にバチカン放送局ドイツ語課のインタビューに応じられている。近日、当ホームページに日本語訳が掲載される予定。
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