教皇ベネディクト16世は、23日、メキシコの新しい大使と挨拶を交換された。
この日、メキシコのルイス・フェリペ・ブラヴォ・メーナ大使は、カステルガンドルフォに教皇を公式訪問し、信任状を提出した。
新大使への挨拶で教皇は、世俗主義の広がりが個人の信仰生活までを縮小させようとしていると懸念され、市民の信仰の自由を保障し、特に結婚をはじめとした家庭の価値が守られるようにと願われた。
また、教皇はこの席で、メキシコ社会を苦しめている貧困や麻薬売買の問題にも触れられた。
教皇は同日、定期訪問のためバチカンを訪れていたメキシコ司教団の第3グループともお会いになった。
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