教皇と初聖体の子どもたちとの出会い
対話も生き生きと
(2005.10.15)




 教皇ベネディクト16世は、15日午後、バチカンで子どもたちとの出会いを持たれた。

 この集いは今年の「聖体の年」を機会に、今年初聖体を受けた子どもたち、あるいは現在初聖体の準備をしている子どもたちを対象として、特別に企画されたもの。

 当初はローマ教区の子どもたちとの出会いを予定していたが、各地の教会からも申し込みが相次ぎ、この夕、聖ペトロ広場には、ローマ市とラツィオ州を中心としたイタリア各地の教区と、遠くはフランス、スペインなどからも訪れた子どもたちとその両親、カテキスタ、小教区の主任司祭ら、およそ15万人が集った。

 会場の子どもたちは色とりどりのバンダナを振り、元気な歓声をいっぱいに響かせて教皇を迎え、教皇もにこやかに手を振って応えられた。

 集いでは、代表の子どもが教皇に挨拶をおくり、聖書朗読や祈りに続き教皇によるカテケーシスが行われた。

 教皇は聖体やミサについて、いく人かの子どもたちから質問を受けられ、その一つひとつに分かりやすくお答えになった。

 たとえば「毎回聖体拝領のたびに告解しなくてはいけませんか。同じ罪を犯した時もですか。だっていつも同じことばかりなんです」という質問に、教皇は微笑まれ、「本当に重い罪を犯した時だけでいいんです。つまりイエスを深く傷つけてしまって、友情が台無しになってしまった時ですね。そうです、大体私たちの罪はいつも同じことが多いんです。でも、私たちも家や部屋のそうじを一週間に一度くらいはするでしょう。そしてまた新しくやり直すんですね。」と話された。

 また、ミサに行くことは、毎日の生活の中で必要とされているイエスとの一致を養うこと、祭壇のパンは人間の必要としている栄養の象徴で、命のパンとしてのイエスは、心と魂のための食べ物と説明された。

 さらに、集いの後半、聖体礼拝が行われたが、この行為について教皇は、「イエスが私の主であり、イエスこそが自分の取るべき生き方を示してくださる方だと認めることです」と述べられた。

 そして、にぎやかな子どもたちも、みなひたむきな表情で、教皇と一緒に聖体を礼拝した。

 → 教皇と子どもたちとの聖体問答

 

 

 

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