教会の暦は27日(日)より降誕祭前の準備期間「待降節」に入り、これによって新しい典礼暦年がスタートする。
バチカンの聖ペトロ大聖堂では、26日午後、教皇ベネディクト16世によって、待降節第一主日の第一晩課がとり行われた。
この集いで教皇は、キリストの降誕を待ち望む待降節の霊性を「祈りの中に目覚め、賛美の中に喜ぶ」というミサの序唱の言葉に要約された。
そして、私たちの時・生活に入ってこられるイエスにいつでも私たちの心の扉を開いておくという精神を、待降節から改めて学ぼうと呼びかけられた。