教皇ベネディクト16世は、3日、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長をバチカン宮殿に迎えられた。
バチカンのナヴァロ・ヴァロス広報局長の発表によれば、教皇とアッバス議長の出会いは和やかな雰囲気のもとに行われ、両者の会談では中東問題の現状が話し合われた。
この中では、パレスチナ市民すべてが平和プロセスに参加することの必要性や、パレスチナのカトリック信徒の抱える困難、彼らの社会貢献にも話しが及んだ。
また、この機会にアッバス議長は「エルサレムとすべての聖なる場所」に教皇を招待した。