無原罪の聖マリア:
教皇、スペイン広場で献花と祈り
(2005.12.9)

 

 教皇ベネディクト16世は、8日夕方、ローマ市内、スペイン広場の無原罪の聖母の記念碑前で祈りの集いを持たれた。

 ローマの著名な観光スポット、スペイン広場に隣接したミニャネッリ広場には、無原罪の聖母に捧げた記念碑がある。コリント式大理石柱の頂上に聖母のブロンズ像を戴くもので、高さ約30メートル。無原罪の御宿り教義宣言から3年後の1857年に建てられた。毎年12月8日の早朝、ローマ市消防団が柱の頂上の聖母の腕に花輪を掛ける式が行われるほか、多くの市民や団体の献花が行われる。

 この日は祝日であることから、クリスマス前のスペイン広場は買い物をする市民や観光客でにぎわいを見せていたが、教皇による宗教行事が行われた夕方からは、広場周辺は深い静粛と祈りの場所となった。

 教皇の到着前からにわか雨が降り出したが、行事に参加しようとする市民の人垣は増え続け、地域一帯に及んだ。

 午後4時すぎ到着された教皇は、明るい色合いの薔薇を大きく盛った花篭を祝別され、聖母像に捧げられた。

 そして、聖母像下に立たれた教皇は、第2バチカン公会議閉会からの40年間を見守った聖母に感謝を捧げ、聖母に倣い、すべての信者がキリストに忠実に従うことができるようにと祈られた。

 

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