貧しく弱い者の側に立たれる神
詩編138解説
教皇一般謁見
(2005.12.7)

 

 教皇ベネディクト16世は、7日バチカンで、水曜恒例の一般謁見を行われた。

 数日ぶりに広がった穏やかな日差しのもと、聖ペトロ広場で行われた謁見には、世界各国からおよそ2万人の巡礼者が訪れた。

 謁見中の教皇によるカテケーシス(教会の教えの解説)では、夕べの祈りの考察として、旧約聖書・詩編第138番が取り上げられた。

 教皇は、この感謝の賛歌で歌われる神の救いに対する詩編作者の確信と信頼に注目されると共に、低くされた者たちに目を注ぎ、貧しく弱い者の側に立ち、世界の王らにこのように統治者のとるべき道を示される神の姿に焦点を当てられた。

 謁見後半の参加者への言葉で、教皇はイタリアのカントゥから訪れたレース編みアカデミーの関係者に挨拶をおくられ、特にレース編みの技術を通して祭服作りに取り組んでいる女性受刑者らを思い起こされた。

 また、サッカーの審判員のグループには、「尊重・公正・共存の文化を推進する比類ない希望のメッセージ」としてのスポーツの重要性を強調された。

 そして、締めくくりに教皇は、この日教会の暦で記念される聖アンブロジオ司教教会博士を、キリストへの忠実な信仰の模範とするよう、信者らに招かれた。

 → 教皇一般謁見・カテケーシス

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