第２回アフリカ・シノドス（代表司教会議）の指針書が、27日、発表された。
これは数年後に予定されている同シノドスのガイドラインとなるもので、関係司教らはこれによって会議への下地作りを始めることになる。
この日発表された指針は、和解、そして正義と平和を柱に、貧困やエイズと闘い、発展を目指す未来のアフリカのために、カトリック教会の具体的な取り組みの模索を呼びかけている。
シノドス委員会議長ニコラ・エテロヴィッチ大司教によれば、同シノドスの準備において各国の司教協議会および教区や小教区での考察や討議を助けることを目的に、指針書の巻末には32の質問事項が設けられているという。
指針書の配布や各国語での翻訳、 内容に関する討議をなどを含め、司教らはおよそ２年間の準備期間を希望している。なお、上述の質問事項は2008年11月を提出期限としている。
この間、アフリカ・シノドス実行委員会は、シノドス委員会の協力のもと、討議要綱作りを進め、教皇は折を見て同シノドス開催の日取りを公式に発表される予定。
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