ソマリアで殺害のイタリア人修道女
アフリカで30年以上貢献
(2006.9.18)

 

 ソマリアで、17日、イタリア人の修道女が殺害された。

 レオネッラ・スゴルバーティ修道女(66)は、首都モガディシュの小児病院から帰宅途中、武装した男たちに銃で背中を撃たれた。レオネッラ修道女は病院に運ばれたが、間もなく死亡した。

 レオネッラ修道女はイタリアのピアチェンツァ生まれで、1963年、慰めの聖母宣教女会に入会。1970年から2002年までケニアで宣教、その後ソマリアに移り、モガディシュの看護士養成学校で教えていた。

 カリタス・ソマリアの責任者の話では、レオネッラ修道女が教えていた看護士学校は、NGOが運営するモガディシュ唯一の小児病院「SOS子どもの村」で働く人々を養成するためのもので、同修道女は人手不足に悩むこの病院の数少ない常勤の一人だった。貧しい患者たちを無料で診療するこの病院で修道女たちは人々から愛されていたという。

 また、共に働いていた修道女の話では、レオネッラ修道女は息を引き取る前に「赦し」という言葉を3度繰り返したという。

 この事件は特にここ数日の極度に緊張した空気を背景に起きたものと考えられ、ジブチとモガディシュの司教、ジョルジョ・ベルティン師も、現在無政府状態のソマリアでは、ここ数年宗教を理由にした憎悪が高まっており、ソマリアではこれまでもカリタス関係者や、宣教師、司教に至るまで、教会関係者数人が殺害されていることを指摘した。

 

vatican radio

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