教皇ベネディクト16世は、26日、ベルギーの新大使の公式訪問を受けられた。
この日、信任状提出のためバチカン宮殿を訪れたのは、ベルギーのフランク・ド・コニック大使。
教皇は大使への挨拶で、平和を推進し、国家間の対話を推進するためのヨーロッパの役割を強調された。
また、人間のいのちを受胎からその自然な死に至るまで尊重し、研究・実験の単なる対象物と見なすことのないように望まれると共に、移民の増加が著しい今日、文化・宗教間の対話を進め、すべての人の尊厳が保証される調和ある社会の構築を願われた。