教皇ベネディクト16世は、このたび著書「ナザレのイエス・ヨルダン川での洗礼から変容まで」の第一部を書き終えられ、来春発行の運びとなったことが、21日、バチカン広報局より発表された。
公表となるのは教皇が書き上げられた最初の10章で、2007年の春頃、イタリアのリッツオーリ出版より発行される予定。
同著の前書きで教皇は、この本がご自身の「長い内的な歩み」の実りであり、「イエスのみ顔の個人的な探求」を記したものであることを明らかにされている。