教皇ベネディクト16世は、21日、東ティモールのジュスティーノ・マリア・アパリシオ・グテレス新大使と会見された。
同大使より信任状を受け取られた教皇は挨拶の中で、国内に真の民主化をもたらすためには政治的対立ではなく対話と協力、連帯の文化が必要と述べ、2002年に独立した東ティモールの民主化への道に励ましをおくられた。
教皇は、正当かつ効果的な方法をもって社会の秩序、市民生活の安定、そして国家制度への信頼を取り戻すための努力を東ティモール政府関係者に呼びかけられると共に、同国の国民に対する国連の連帯に感謝を表された。
一方、大使は、教皇を同国に招く言葉を伝えた。
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