31日、アラブ首長国連邦とバチカンは両国間の外交関係の樹立を発表した。
この日、バチカンとアラブ首長国連邦の首都アブダビから同時に出された共同声明によれば、相互の友好関係と国際協力の促進を望む両国は、このたび完全な外交関係樹立を決定、相互の大使館設置を発表した。
これによって、バチカンと完全な外交関係を結ぶ国は176ヵ国になった。
アラブ首長国連邦はイスラム教国であるが、100カ国以上の国々を出身とするキリスト教徒がおよそ100万人いると推定される。同国の憲法は宗教の自由を保証し、キリスト教徒は教会の施設内において宗教活動を行なうことができる。カトリック教会はアブダビにアラビア代牧区を置いている。
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