聖霊降臨:
教皇「聖霊に生かされ宣教する教会」
(2007.5.27)

 

 教皇ベネディクト16世は、バチカンで27日、日曜正午の祈りの集いを持たれた。

 教会の典礼はこの日聖霊降臨を祝った。過越祭から50日目、イエスの弟子たちの共同体の上に聖霊が降った出来事(使徒言行録2,1-13)を観想された教皇は、聖霊と共に始まり、聖霊に生かされて歩む教会の姿を説かれた。

 聖霊降臨の偉大な出来事に見られる教会の本質として、教皇はまず「祈りのうちに一致し調和した」唯一性を挙げながら、さらに聖霊に生かされるがゆえに聖であり、福音がすべての言語を話す民に向けられているがゆえに普遍であり、使徒たちの上に築かれ、その教えを忠実に継承するがゆえに使徒的であるその特徴を確認された。

 また、教皇は聖霊降臨の日から福音を世界の果てまで伝えるよう招かれている教会の宣教性を強調。福音がエルサレムのユダヤ人たちから、異邦人の世界であったローマまで伝えられたところで使徒言行録が終わっていることに言及しつつ、教会の起源にどの時代も忠実に、すべての言語を話し、あらゆる文化が交差するローマの普遍性、宣教性を指摘された。

 そして、最初の聖霊降臨は聖母マリアがイエスの弟子たちと共にエルサレムの高間で祈っている時に訪れたことを思い起こされた教皇は、今日の教会にも豊かに聖霊が降り、すべての信者の心を満たし愛の火をつけるよう、聖母の取次ぎを祈られた。

 集いの後半、教皇は巡礼者らへの挨拶で、イタリアでこの日が重篤な病者らの「苦しみの緩和」をテーマにした日であることを紹介され、患者らのために祈りを約束されると共に、病者らに適切な治療、希望と支援が欠けることのないよう関係者らに励ましをおくられた。

 

 

 

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