オーストリア訪問:
教皇、シトー会修道院を訪問
(2007.9.9)

 

 オーストリア訪問中の教皇ベネディクト16世は、9日午後、ハイリゲンクロイツ修道院を訪問された。

 ウィーン市内から30キロほどの位置にあるシトー会の修道院、ハイリゲンクロイツ修道院は、1135年、レオポルド3世が、シトー会に入会した息子オットーの願いを聞きいれ創立した。1187年に献堂された修道院の教会はロマネスク=ゴシックスタイルで、シトー会の特徴的な様式である装飾を除いた厳格で簡素な内部を持つ。後に聖具室や中庭などにバロック様式が加わった。1188年、レオポルド5世によって同修道院にもたらされた「聖十字架」の聖遺物が今日まで伝わっている。

 ハイリゲンクロイツ修道院は、シトー会の修道院では会員数の点からはヨーロッパで一番大きく、創立から一度の中断もなく存続している同会修道院と言う点では世界で最古である。1802年創立された哲学・神学部は、今日100人の生徒を持つ。

 同修道院を訪問された教皇は共同体の修道者が歌うグレゴリアン聖歌に迎えられた。また、この出会いには神学部の生徒や教授陣、また地域の小教区の信徒らも参加した。

 教皇は聖十字架の聖遺物の前で祈りの時を持たれた後、修道院関係者に挨拶をおくられ、文化と伝統の場としてだけでなく、「霊的な力の場」として修道院をこれからも育てていくよう励ましをおくられた。

 

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