教皇ベネディクト16世は、ウクライナの司教らに挨拶をおくられた。
ウクライナのラテン典礼の司教団は24日から30日まで定期訪問のためバチカンを訪問、初日司教らはカステルガンドルフォで教皇との出会いを持った。この集いには同国のギリシャ・カトリック典礼の司教らも加わり、共に教皇の話しに耳を傾けた。
ウクライナの２つの典礼にそれぞれ属する司教らは、同国内での司牧をさらに効果的なものにするために両典礼共同の定例会議を計画している。
教皇は両典礼の司教団のこうした試みと今回の合同謁見を教会的交わりのしるしとして喜ばれ、司牧者間の兄弟的協力はすべての信徒が一致のうちに成長する励ましとなり、さらには実り多いエキュメニカル対話を推進する力となっていくだろうと述べられた。
そして教皇は、ご自分の羊の群れを確かな手で導かれるキリストに信頼し、様々な困難を乗り越え、ウクライナの地にますます福音を広げ証しするよう司教らに期待された。
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