教皇ベネディクト16世は、教会暦で死者の日を記念する2日、夕方からバチカンの聖ペトロ大聖堂地下で祈りの時を持たれる。
聖ペトロ大聖堂のグロッタと呼ばれる地下には、歴代教皇の墓所がある。教皇はグロッタに葬られた教皇たちのため、またすべての死者のために祈りを捧げられる。
一方、死者の日を前にした1日、ローマのヴェラーノ墓地では、ローマ教区教皇代理司教カミッロ・ルイーニ枢機卿によるミサがとり行われ、墓参りに訪れた多くの市民が参加した。