教皇「待降節は希望の時」
バチカンで夕べの祈り
(2007.12.1)



 カトリック教会の暦は、1日夕より主の降誕を精神的に準備する期間、待降節に入り、これと共に新しい典礼年を開始した。

 教皇ベネディクト16世は、同日、バチカンの聖ペトロ大聖堂で待降節第一主日・第一晩課をとり行われた。

 教皇は祈りの集いの説教で、待降節は、漠然とした裏づけのない希望ではなく、人となられた神、キリストに根ざした確かで信頼しうる希望を再発見するためのよりよい機会であると話された。

 そして、教皇はキリストの誕生を待ち望む待降節に希望をテーマとした第2の回勅「スペ・サルヴィ」を教会に贈ることができた喜びを表され、これを通してキリスト教的希望の素晴らしさと深さを黙想して欲しいと述べられた。

 

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