教皇ベネディクト16世は、６日、教皇庁キリスト教一致推進評議会とバプテスト世界連盟による国際対話委員会のメンバーとお会いになった。
教皇は、このたび同委員会の会合が使徒聖ペトロと聖パウロが福音を公布した都市、ローマで行なわれたことに喜びを述べられた。
この会合は、同委員会の1984年から1988年にかけての最初の活動を経て、今回で２期目に入る。
教皇は、この出会いが会合のテーマ「教会生活における神のみ言葉：聖書、伝承、共同体」において、聖書と伝承の関係、洗礼と秘跡の概念、教会の交わりにおける聖母の役割など、両者の歴史的相違点を考察することを通して、開かれた心と、相互の尊重、真理と聖書の救いの力への誠実のうちに、バプテスト教会とカトリック教会の和解と友情を推進する助けとなるようにと願われた。
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