教皇、ポーランドの首相と会見
(2007.12.7)

 

 教皇ベネディクト16世は、7日、ポーランドのドナルド・トゥスク首相とお会いになった。

 トゥスク氏は、先月16日に新首相に就任した。

 和やかな雰囲気のもとに行なわれた教皇と同首相の対談では、ポーランドの現状が報告される中で、特に同国国民の精神遺産である道徳観・キリスト教的価値観について言及された。

 また、教皇ヨハネ・パウロ2世の在位中に特に進展したポーランドとバチカンの友好関係についても話題が及んだ。

 さらに、会談ではヨーロッパをめぐる諸テーマと、その中におけるポーランドの役割について意見が交換された。

 トゥスク首相はこの後、教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも話し合った。

 同日午前、教皇は任期を終え挨拶に訪れた、オデド・ベン・ハー、イスラエル大使とお会いになったほか、ロシア正教会の対外関係部責任者、スモレンスクとカリーニングラードのキリル府主教とも会見された。

 

 

 

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