教皇、ローマの小教区を訪問
新教会の献堂式
(2007.12.16)

 

 教皇ベネディクト16世は、16日、ローマの小教区を司牧訪問された。

 この朝、教皇が訪問されたのは、ローマ南西マリアーナ地区のサンタ・マリア・デル・ロザリオ・ディ・ポンペイ・アイ・マルティリ・ポルトゥエンセ教会。この小教区には、1998年に教皇ヨハネ・パウロ2世も訪れている。

 信者らの温かい歓迎を受けられた教皇は、新しく建設された教会の献堂ミサをとり行われた。

 「喜びの日曜日」と呼ばれる待降節第3主日、教皇はミサの中で、主が訪れる喜びに人々を招くと同時に、日常生活の惰性から目覚め、悲しみと失意から抜け出し、主が近づいていることに勇気を再び取り戻さなくてはならないと説かれた。

 教皇はこの日、同小教区のカリタス活動に参加する人々に感謝を表されたほか、初聖体と堅信を準備する青少年たちとも交流され、聖人たちの模範に倣うことは確かな道を選ぶことですと話された。

 

 

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