教皇、サルコジ仏大統領と会見
(2007.12.20)

 

 教皇ベネディクト16世は、20日午前、フランスのニコラ・サルコジ大統領の訪問を受けられた。

 教皇とサルコジ大統領の出会いは今回が初めてとなる。同大統領を温かく迎えられた教皇は、フランス語で挨拶を交わされた。およそ25分にわたる両者の対談では、カトリック教会とフランスの友好関係や、世界における宗教の役割などがテーマとなった。

 国際情勢をめぐる話題では、特にヨーロッパの将来の展望や、中東における闘争、アフリカのいくつかの国々の社会・政治問題、拉致の悲劇などに関心が向けられた。

 会談の終わりに、教皇と大統領は降誕祭と新年を前にした挨拶の交換を行なった。

 サルコジ大統領は、この後、バチカン国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿および外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会談。また、聖ペトロ大聖堂地下のヨハネ・パウロ2世前教皇の墓前を訪問した。

 同日午後、サルコジ大統領は、ローマ教区司教座聖堂であるラテランの聖ヨハネ大聖堂を訪問し、同司教座聖堂名誉参事会員の称号の授与式に臨む。

 フランスの元首がラテランの司教座聖堂の名誉参事会員のタイトルを授与されるのは、1604年、フランス王アンリ4世時代からの伝統で、今日でもフランス共和国大統領はローマ訪問の機会に同大聖堂を訪問するのが慣わしとなっている。

 

 

vatican radio

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