ブラジルのローシャイダー枢機卿は、23日、ポルト・アレグレのフランシスコ会修道院で逝去した。83歳だった。
アロイジオ・ローシャイダー枢機卿は、1924年、ブラジル、ポルト・アレグレのドイツ系の家庭に生まれた。
18歳でフランシスコ会に入会。1951年、司祭叙階。ローマの教皇庁立アントニオ大学で教鞭を取る。1962年、サント・アンジェロ司教。1973年、フォルタレーザ大司教。1976年、枢機卿に任命される。1995年、アパレシーダ大司教（2004年、教区長引退）。
ブラジル司教協議会会長（1971-1978）とラテンアメリカ司教評議会会長（1976-1979）を務め、バチカンで開かれた様々な世界代表司教会議に参加した。
ローシャイダー枢機卿の逝去によって、現在の全枢機卿数は199人、そのうち教皇選挙の投票権を持つ80歳未満の枢機卿は120人、投票権を持たない80歳以上の枢機卿は79人となった。
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