神の母聖マリア:
教皇「平和の恵みが
家庭と全世界にあるように」
(2008.1.1)

 

 2008年が明けた1日、教皇ベネディクト16世は、バチカンの聖ペトロ大聖堂でミサを捧げられ、神の母聖マリアを通して全世界の平和を祈られた。

 カトリック教会の典礼暦は、1年の最初の日を神の母聖マリアに捧げると共に、「世界平和の日」を記念する。

 「世界平和の日」は、1968年、ベトナム戦争が激化する中、時の教皇パウロ6世が、平和のために特別に祈る日として制定したもの。教皇は、毎年この日のために平和メッセージを発表し、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界を願い、信徒と共に祈りを捧げる。

 ミサの説教の冒頭で教皇は、新しい年を開始するにあたり、神の祝福を願いつつ、神の母聖マリアの取次ぎをもって私たちの家庭と町、そして世界全体に平和の賜物が与えられるよう祈られた。

 主の降誕の夜、天使たちによって告げられた真の平和は、人間や政治の駆け引きによって簡単に得られるものではなく、それはまず何よりも絶えず祈り求めるべき神の恵み、そして主の教えに従順に忍耐のもとに取り組み続ける課題であると教皇は述べられた。

 第41回目を迎える今年の世界平和の日のテーマ「人類家族、平和の共同体」を示された教皇は、いのちと愛を育み、平和を教育する第一の場である、平和のための基本的共同体としての家庭と、人類という「大きな家族」の密接な関係を強調。

 すべての人々が人類という一つの家族に属しているという明確な意識を持ち、その自覚を通して真の恒久的平和の構築に努力することができるようにと願われた。

 

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