教皇典礼管理室は、12日、コンクラーベ開始当日のミサと選挙会場への入場の詳細を発表した。
儀典長ピエロ・マリーニ大司教からの通達によれば、コンクラーベ前に捧げられる「ローマ教皇選挙のためのミサ」は、聖ペトロ大聖堂において18日午前10時から、枢機教団の主席であるラッツィンガー枢機卿の司式でとり行われる。
全教会にとって非常に大切なこの時、祈りにおいて一致するために、このミサにはコンクラーベの投票権のない枢機卿はもとより、ローマにいる司教、司祭、助祭、修道者、信徒たちの多くの参加が奨励されている。
一方、コンクラーベ会場への入場は、同日午後４時半。参加者はその15分前にバチカンの祝福の間に集合、十字架と福音書を先頭に、諸聖人の連祷を唱えながら選挙会場のシスティーナ礼拝堂へと行列する。
同礼拝堂到着後、聖霊の助けを願う賛歌、「ヴェニ・クレアトル」が歌われ、次いで選挙に関する誓いが行われる。
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