コンクラーベ初日:
有権枢機卿らシスティーナ礼拝堂へ入場
(2005.4.18)

 

 教皇選挙会場システィーナ礼拝堂への有権枢機卿たちの入場が、18日午後行われ、いよいよ第265代目ローマ教皇選出に向けてコンクラーベが開幕した。

 今回のコンクラーベに参加するのは、115人の枢機卿。183人の全枢機卿のうち、選挙権を有する80歳未満は117名だが、うち2名は健康上の理由で欠席する。

 バチカン宮殿の祝福の間に集った全有権枢機卿は、午後4時半、主席枢機卿のラッツィンガー師の祈りの言葉に続いて、システィーナ礼拝堂へ厳かな行列を始めた。

 十字架を先頭に合唱団と儀式奉仕者、黙想指導者が進み、枢機卿たちの長く静かな歩みがそれに続いた。行列は福音書を掲げた助祭と主席枢機卿、そして儀典長によって締めくくられた。

 参加者らは諸聖人の連祷を唱えながら宮殿の各間を横切り、やがてミケランジェロのフレスコ画で知られる壮麗なシスティーナ礼拝堂へと到着した。

 主席枢機卿は祭壇に歩み、聖霊の助けを願う賛歌「ヴェニ・クレアトル・スピリトゥス」(創造主なる聖霊よ、来り給え)を先唱、すべての枢機卿らがこれに声を合わせた。

 さらにしばしの祈りに続いて、一人ひとりの枢機卿が福音書に手を置いて、選挙上の規則と秘密を厳守するという誓いを立てた。

 最後に儀典長のピエロ・マリーニ大司教が「全員退場」を静かに告げると、有権枢機卿と黙想指導者そして儀典長自身を残して人々は退場し、礼拝堂の木の扉は固く閉じられた。

 この後、黙想指導者として選任されたトマス・スピドリック枢機卿と共に参加者は黙想を行う。黙想終了と共にスピドリック師と儀典長も礼拝堂を後にする。

 コンクラーベ初日、第1回目の投票が予定されているが、実際に投票を行うかどうかは枢機卿たちが決める。

 

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