教皇ベネディクト16世は、21日夕、前日に続いてバチカンの外にある枢機卿時代の住居に一時戻られた。
バチカンの聖アンナ門から非常にわずかな距離にある建物への移動とはいえ、この日も教皇の小さな「外出」に居合わせた巡礼者たちは嬉しい驚きを味わった。
建物の前に集った人々の歓声に教皇は微笑みながら手を振って挨拶され、祝福をおくられた。
前日同様、旧宅にしばし滞在されたあと、教皇はバチカン宮殿に戻られた。