「平和と和解の奉仕者に」
教皇、一般謁見で抱負
(2005.4.27)

 

 教皇ベネディクト16世は、27日、登位後初の一般謁見を行われた。

 好天に恵まれたこの日、バチカンの聖ペトロ広場には、ドイツからの数千人の巡礼団を始めおよそ1万5千人が集い、教皇の言葉に耳を傾けた。

 教皇と信者らが一般謁見の会場で共に集うのは今年1月26日の故ヨハネ・パウロ2世の謁見以来。ただし会場を共にしない一般謁見としては、故教皇の喉頭炎による1回目の退院後、2月23日にはビデオ中継による出会いが行われている。

 新教皇は、故ヨハネ・パウロ2世が大切にしてこられた水曜恒例の一般謁見をこうして再び開催できる喜びを参加者らに伝えられた。

 講話の中で教皇は、ご自分の教皇名「ベネディクト」の由来を語られた。

 この名はまず最初に、第一次大戦中、平和の道を求めた教皇ベネディクト15世を理想とするものと説明された教皇は、同教皇に倣い、すべての人々の平和と和解に奉仕したいと抱負を述べられた。

 また、ベネディクトは、西洋の修道生活の父、チリロとメトジオと並んでヨーロッパの保護聖人とされるノルチャの聖ベネディクトを想起するものでもあると紹介され、同聖人の「キリストをすべてに優先させる」精神を私たちの生活の中でも忘れないようにしたいと説かれた。

 教皇は次回からの一般謁見のカテケーシス(教会の教えの解説)では、故教皇が用意されていた晩の祈りの詩編や賛歌についての解説を再び紹介していきたいと述べられた。



 

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