教皇、労働者らに励まし
レジナチェリの祈りで
(2005.5.1)

 

 教皇ベネディクト16世は、1日、レジナチェリの祈りを信者と共に唱えられた。

 バチカンにおいて日曜正午の恒例となっている教皇との祈りの集いは、故ヨハネ・パウロ2世の逝去から1ヶ月後、新教皇によってこの日再開された。

 労働者の祭典5月1日のメーデーは、カトリックの暦では労働者聖ヨセフを記念する。聖ペトロ広場にはイタリアのカトリック労働者協会の大巡礼団をはじめ、世界各国の信者たちが詰め掛け、1ヶ月ぶりに開けられるバチカン宮殿の教皇の書斎の窓を見上げた。

 やがて正午ちょうどに教皇が窓辺に姿を現されると、教会のここ1ヶ月間の様々な出来事を思う感慨に満ちた拍手が長く続いた。

 教皇は説教の冒頭で、毎週日曜日、四半世紀以上にわたって信徒との出会いの場を保ってこられた故教皇ヨハネ・パウロ2世の思い出をいきいきと蘇らせると共に、ご自分が選出されて以来の人々の祈りや励ましに感謝を表された。

 また、この日曜日が東方正教会およびカトリック東方典礼の復活祭にあたることから、心からのお祝いを述べられた。

 労働者聖ヨセフの日は、仕事の大切さと労働者の生活におけるキリストと教会の存在を強調するためにピオ12世によって設置されたことを紹介された教皇は、特に若い人々が仕事を持てるよう、また働く人たちの就労環境が常に人間の尊厳を重んじたものであるようにと願われ、すべての労働者に励ましをおくられた。

 最後に、5月が伝統的に聖母に捧げられた月であることを指摘され、故教皇が教えておられたように、ロザリオの祈りなどをもって、聖母の目を通してキリストを観想するよう招かれた。

 

 

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