教皇、カステルガンドルフォの離宮へ
地元の人々に挨拶
(2005.5.5)

 

 教皇ベネディクト16世は、5日、ローマ郊外カステルガンドルフォの教皇離宮を訪れ、地元の人々との交流を持たれた。

 歴代教皇の夏の滞在地として知られるカステルガンドルフォは、ローマから南へ24キロ、カステリ・ロマーニ丘陵地帯の一角にある小さな町。標高426メートルの小高い町の中心には17世紀に建てられた教皇離宮があり、眼下には緑の木々に囲まれて青々としたアルバーノ湖が広がる。

 ローマの厳しい暑さを避けて、教皇が一定期間をカステルガンドルフォで過ごすことは夏の通例となっており、教皇滞在中は一般謁見や祈りの集いなども同地で開催される。

 教皇の今回の日帰り訪問は、初めての離宮入りと、地元関係者への挨拶を目的としたもの。

 同日の午後、教皇離宮前の広場には、地元の行政当局者や教会関係者はじめ、小学校児童や住民など、約一千人が集い新教皇の到着を待った。やがて教皇が離宮正面の窓に姿をお見せになると、バチカン市国旗の色を表す黄色と白の風船が一斉に振られ、拍手と歓声が沸き起こった。

 教皇は、カステルガンドルフォ市民の温かい歓迎に感謝され、「尊敬する先代の教皇らの習慣に倣い、私もここで夏を過ごしたいと思います。今回を初めに、これからもこの美しい町で皆さんとご一緒する機会に恵まれることでしょう」と挨拶されると、再び広場は大きな拍手で包まれた。

 この後、教皇は地元関係者とお会いになり、離宮の庭園を見学された後、夕方バチカン宮殿に戻られた。


 

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