神への信頼の歌、詩編121番解説
教皇一般謁見
(2005.5.4)

 

 教皇ベネディクト16世は、4日、水曜恒例の一般謁見を行われた。

 このところローマは気温も上がり好天が続いている。この日も初夏の日差しのもと、およそ2万人の巡礼者がバチカンの聖ペトロ広場に詰め掛けた。

 教皇は白いジープで会場に姿をお見せになり、広場を一巡して人々の歓声に応えられた。そして、前列の病者や体の不自由な人々に挨拶された後、ご自分の席につかれた。

 謁見中の教皇によるカテケーシス(教会の教えの解説)では、故教皇ヨハネ・パウロ2世が進めておられた晩課(夕べの祈り)中の詩編・賛歌の考察を今後のテーマとして継続されることを告げられ、故教皇がすでに用意されていた原稿を用いつつ、旧約聖書・詩編第121番の解説を行われた。

 詩編121は、「都に上る歌」と呼ばれるものの一つで、かつてエルサレムの神殿に向かう巡礼者らが歌っていた。

 (主があなたを)「見守る」という言葉が6回にわたり使われるこの詩編を、神への信頼の歌と位置付けられた教皇は、目を上げて唯一の助け、支え手である神を待つ詩編作者の信仰と祈りを指摘された。

 この後、教皇は各国語で世界各国の巡礼者に挨拶をおくられた。

 → 教皇一般謁見・カテケーシス(要約)


 

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