一般謁見・カテケーシス(要約)
(2005.5.11)

 

 

 キリストにおける親愛なる兄弟姉妹の皆さん

 今日のカテケーシスでは、審判と救い、そして何よりも希望の書である黙示録中の15章にある讃歌について皆さんと一緒に考察してみたいと思います。

 この讃歌は、私たちの救いのために犠牲とされたキリストの勝利を寿ぐ歌です。この讃歌の中で使用されている言葉は、イスラエルの民がモーセに導かれてエジプトでの奴隷状態から解放された後で歌った讃歌の言葉を思い起こさせます。

 歴史は闇の力の手のうちにあるのではなく、偶然の産物でも、人間の選択だけによるものでもありません。神は人間の出来事に無関心ではなく、ご自分の道、計画を実現させながら人間の歴史の中で働かれます。神は地上のすべての民の回心を望まれます。国々は神のメッセージを歴史の中に読み取ることを学ばなければなりません。

 讃歌は全世界の人々に行き渡るキリストの救いのみ業を賛美し、すべての国々に「全能なる神なる主」を礼拝し、そしてその名を畏れ敬いに来るよう招いています。

 私たちも主を礼拝に来る国々の大きな行列に加わりましょう。神の子羊の御前にひれ伏し、主が亡くなる前の晩に言われた「勇気を出しなさい、わたしは世に打ち勝った」と言う言葉に耳を傾けましょう。

 


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