一般謁見・カテケーシス(要約)
(2005.9.28)

 
 

 親愛なる兄弟姉妹の皆さん


 今日のカテケーシスでは詩編135番について考察しましょう。これは典礼形式で表現された、歴史における神の素晴らしい働きを思い起こす、賛美と信仰告白の歌です。祈りの場である神殿において、創造主なる神は、世界の主、ご自分の民の救い主としての顔をあらわされます。

 詩編中には、イスラエルの民の出エジプトのエピソードが思い起こされ、砂漠での長い放浪の間に、敵は滅ぼされ、強く希望されていた約束の地がイスラエルに与えられたことが歌われます。

 神の愛は、歴史の中で起こるうれしいことや悲しい出来事を通して、手に触れる形で現われてきます。私たちを真の自由と救いに導く神の効果的な恵みを、日々の生活の中で目に見える形で表現するのが典礼の役目です。

 遠い父祖たちに与えられた神の保護が、今はキリストによってもたらされていると記したローマの聖クレメンスのように、私たちも詩編作家の言葉を、自分自身のものとしましょう。そして、祈りの中に主に向かい、私たちの上にそのみ顔を輝かせて下さるよう願いましょう。さらに、罪と不義から私たちを守り、世界の諸民族間に平和と調和を賜るよう祈りましょう。


 

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